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痛みの手当てには「手を当てる」と良い [快適のタネ]

カイテキな暮らしのための 快適のタネ・第30話

痛みの手当てには「手を当てる」と良い!?
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思わずぶつけてしまい、
とても痛い思いをしてしまう
ところってありますよね?

例えば、足の小指や向こうずねなど、
痛いところに限って、思わぬところにぶつかり、
痛みにのたうち回ったという経験が
誰しもあるのではないでしょうか。
普段は我慢強い人でも、
この痛みにはなかなか耐えられないのではないでしょうか。


実はこの時、2種類の痛みがあることには
気づいているでしょうか?
そこまで冷静に考えられないかもしれませんが・・・

ぶつけた瞬間の、焼けるような鋭い痛みと、
その後も続く、じんじんとする鈍い痛みの2種類が、
身体を痛めた時などには発生します。
よく思い出すと、そのような気もしてくるように
感じますでしょうか?


これは、それぞれの痛みが異なる神経を走るためで、
それらの速度には10倍もの差があると言われています。

最初の鋭い痛みを止めることは難しいのですが、
後に続く鈍い痛みは、和らげることができます。
そのために重要なのは、「手を当てる」ことです!



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   「手を当てる」だけで痛みが和らぐ!?
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怪我の処置などをすることを「手当て」といいますが、
読んで字のごとく、手を当てることこそが、
痛みを和らげるためには大切なんです。


先ほど説明をしたように、
じんじんとする鈍い痛みは
比較的ゆっくりと伝達されます。
この時、情報を受け取る神経細胞があるのですが、
手を当てることによる摩擦や圧迫の情報が先に伝わっていると、
神経細胞はそちらの処理で手一杯になってしまいます。

そうして、痛みの情報を受け取りづらくなり、
痛みが和らぐのです。


子供が転んだ時などに、お父さん・お母さんが
「痛いの痛いの飛んでけー」と言って
ぶつけたところをさすってあげることは、
気休めではなく、本当に効果のある痛み予防なのです。

無意識にやっていることも多いとは思いますが、
「手当て」は意味があることなので、
どんどん活用してくださいね(^O^)/



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     大声で泣くと痛みが消える!?
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痛い時の反応として、
手を当てる以外にイメージするものと言えば、
「大声で泣く」ということではないでしょうか。
大人になってからは泣くことは
少なくなったかもしれませんが、
痛みを感じた時、思わず大声を上げてしまうことは
あるはずです。


この大声で泣く、大声を出すということにも、
ちゃんと意味があるんです!


まず、大きな声を出すことで、
脳の意識がその音に集中します。
それだけで、痛みがぐんと和らぐのです。


さらに、お腹の底から声を出した後は、
緊張していた筋肉がふっと緩みます。
この時に、痛みも一緒に楽になるのです。


痛い時に大声が出てしまうのは
合理的な身体の反応なので、
恥ずかしがらずに思いっきり叫んで
痛みを和らげてくださいね。

なお、余談にはなるのですが、
痛みを感じた時に出る声は
世界中のほとんどの国で「ア」から始まるようです。
日本語では「あいたっ」「あいてっ」と言いますし、
英語では「アウチッ」と言いますね。
ちなみにフランス語では「アイー」、
中国語では「アトン」と言うようですよ。
※中国の日常会話では「アトン」の他に
「アテン」と言うこともあるらしいです。


↑当社スタッフの中国出身の袁(えん)が
ドアに指をはさめた瞬間、思わず…「アテン!」


さて、普段皆様が何気なくやっている
「手を当てること」や「大声を出すこと」が
身体のメカニズムとして正しい反応であることが
おわかりいただけたかと思います。

当たり前のこととしてやっていても、
身体に良いということがわかると、
さらに効果が増すはずです!
どこかを痛めた時には、「手当て」の力で
快適な日々をお過ごしください(´▽`*)/



それでは今回はここまで。


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